愛知の低い山を適当に散策。低山でも気分はyo-ho ―――!


街道歩き 山中村〜御油の松並木

いまも残る風情…赤坂宿

今回は名電山中駅から赤坂宿へ向かう。この間には旧本宿村や旧長坂村と大きな集落がある。本宿には江戸時代の代官屋敷などが残ってはいたが、いずれも近年になって復元されたよう。しかし、知らなかったことが歩いて発見する貴重な街道歩きだった。


山行き日 2023年1月6日(金)  はれ
街道名 東海道 本宿村〜赤坂宿〜御油の松並木
出発場所 岡崎市 名電山中駅
標高 ---------------------
標高差 ---------------------
距離 11.3km
時間 3時間06分(休憩時間含む)
あてにならないお疲れ度 ☆☆☆☆☆

【ルートタイム】名電山中駅11:08〜11:35本宿村〜11:55旧本宿村代官屋敷跡11:59〜12:15本宿村東口〜12:40長沢村〜13:37赤坂宿13:40〜芭蕉の句碑〜13:45御油の松並木〜14:00松並木東バス停〜14:16名鉄・御油駅
名鉄東岡崎駅から普通電車でやってきました。今回は、ここから出発します。 では旧道へ入って行きましょう(^^♪

普通の家並みです。

 

田んぼのなかを少しウロウロしました。旧道が分からなかったので…

この周辺にアウトレットが出来るような噂がありますww

 

国1の歩道を歩きます。

旧本宿村に入ってきました。

 

「是より東 本宿村 赤坂宿へ壱里九丁」との説明版

中心部へ入って行きましょう!

 

本宿村医学宇都野氏は古部村(現岡崎市古部町)の出といわれ、宝暦年間(1751〜63)三代立碩(りっせき)が当地において開業したのが始まりといわれている。七代龍碩はシーボルト門人青木周弼(あおきしゅうすけ)に、医学を学んだ蘭方医として知られている。安政年間 当時としては画期的ともいわれる植疱瘡(うえほうそう)(種痘)を施している。( 郷土史本宿研究会)

一里塚跡。

 

常夜灯。

本宿村道路元標。大正時代に作られたらしい。

 

神谷合名会社(アイチ味噌溜店舗)時代の建物で、大正11年〜昭和5年にかけて額田郡宮崎村にあった旅館を移築したものと判明しているとのこと。

現在は日本レトルトフーズ株式会社の事務所となっています。

 

本宿旧代官屋敷へ行ってみましょう♪

本宿陣屋跡と代官屋敷
1698年(元禄11)旗本柴田出雲守勝門(柴田勝家子孫)が知行所(武士に支給された土地)支配のため本宿村に陣屋を設けた。以来、明治に至るまで存続したとのこと。陣屋代官職には富田家が世襲し、現存の居宅は1827年(文政10)の建築だそう。

今は「レストラン」www

 

古城があったとは… 知らなかった。

小川の小さな橋を渡ります。

 

ここは?
法蔵寺
701年(大宝元)行基の開祖と言われている。松平氏初代、親氏を初め代々の松平氏の帰依深く、諸宇堂を寄進している。また、勅願所(天皇の命で祈願する神社)、足利義孝の祈願所ともなった。家康幼少の頃の手習い所ともなり、境内には近藤勇の首塚も祀られている。
御草紙掛松
家康幼少の頃、法蔵寺で学問・手習いに励んだと言われている。この松は家康手植えともいわれ、手習いの折草紙(綴じ本)を掛けたことから名がついたと言われている。「御茶屋の松」「御腰掛の松」とも呼ばれ、昭和58年、立ち枯れたため翌59年に新たに植樹された。周囲の石柵は1815年(文化12)旗本木造清左衛門俊往の寄進と言う。

法蔵寺の説明文。

 

法蔵寺門前の茶店で売られていたことから「法蔵寺団子」と呼ばれるようになったらしい。一本の串に指で押し平たくした5個の団子を炙り、たまり醤油で味付けしたもので、東海道筋の名物団子として評判だったと言う。

見えるのは国道1号。

 

これから、暫くは国道沿いを歩きます。

国道1号沿いにある「本宿村の説明文」

 

冠木門…最近作られたものです。当時は存在していたかは不明。

本宿村を後にします!

 

しばらくは国1の側道を歩きます。

ここを右折し旧道へ入って行きます。

 

ここから「長沢村」。

常夜灯。街道のシンボルww

 

進みます。

戦国時代、以前のものでしょうか?

 

旧道を進みますが、地元ナンバーの車が勢いよく走って行きます。危なくて、危なくて…

赤坂宿へ入ってきました。

 

各所に説明板が設置されています。しかし旧街道が狭いうえ、そこを猛スピードで地元車が走りますので、危険極まりないです。

赤坂宿の旅籠屋

 

大橋屋。

おどおどしながら街道を歩いています。

 

高札板の場所へ。

高札板。
はやくここから脱出したいです。恐ろしい!

赤坂宿の本陣跡を通り抜け、芭蕉の句碑へ。

なるほど…

 

句碑を見ても、ここから早く抜け出したい気持ちがせんこうします。

松の並木が見えました。

 

ここは、もっと怖い街道です。
歩行者はよそ者!邪魔だから避けろ!と言わんばかりに、乗用車や商用車、さらには宅配車両…(´;ω;`)ウッ… ここで、今回は取りやめ。

名鉄の御油駅へ向かいます。

 

御油駅着。
普通列車はまだ来ませんww やっと来た普通電車に乗り込み、こんどは「呑み鉄」に変身ww
   

 

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